idea factory from newspaper 2003 7 4
長期金利(long-term interest rate)
長期金利が急上昇する可能性については、
1か月ぐらい前だったでしょうか。
そのくらいの時期に指摘したと思いますので、
対応できたかと思います。
問題は、長期金利がどこまで、上昇するかです。
人間というものは、数字だけでは、感覚で判断しますので、
10年物国債利回りのグラフを見てみましょう。
明らかにトレンドが変わったことがわかるはずです。
今後の展開は、読みにくいですね。
債券市場には、政府・日銀の影響力がありますので、
市場のメカニズムが、理論通りに動かない可能性があります。
一応、株式の理論を当てはめてみましょう。
一般的に、急騰した場合は、調整するため、下落します。
これが一般的です。
だから、こういう場合、株式では、信用売りが入ってきます。
だたし、注意が必要なのは、相場環境がよい時です。
この場合、グラフの形が、旗の形を作り、
そして、一定の期間の後に、上に放れます。
どのくらい上昇するかというと、
旗のポールの長さの分だけ、上昇します。
この過程で、信用売りしていた投資家が、あわてます。
そして、信用売りを、今度は買い戻します。
これで、よけいに上昇が加速するのです。
だから、信用売りが、多ければ多いほど、上昇が激しくなります。
これが、踏み上げ相場と言います。
仕手株のメカニズムです。
株を上げるには、信用売りをたくさんさせることである。
そういう風に言った、相場のプロもいました。
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o 踏み上げ相場
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o 旗の形
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その他(etc.)
1液晶画面(LCD)が、スピーカー(speaker)に。
この前は、液晶画面(LCD)が、スキャナー(scanner)に、
という報道があった気がします。
こうなると、液晶画面(LCD)は、
単に画像を表示する物ではなくなりました。
多機能液晶(multifunction LCD)でしょうか。
液晶の多機能化が進むのでしょうか。
紙のように薄いCPUも開発されていますので、
これも、液晶画面に組み込めるかもしれません。
2量子暗号を長距離電送(quantum electronics)
これが実用化すれば、通信の世界が変わります。
さらに、量子コンピューター(quantum computer)が実用化されれば、
コンピューターの歴史が変わります。
21世紀最大の発明になるでしょう。
3紫外線LED(ultraviolet light LED)の開発
青色LEDでも、画期的な発明であるのに、
さらに、その上を行く、紫外線LEDとは、すごいですね。
次世代照明ですか。
紫外線LEDですから、もっと別の用途に使えます。
確かに、世界の常識を変えてしまう可能性があります。
普通の人は、科学技術の世界で、何が起きているか、
見当もつかないでしょう。
世界の常識を変えてしまう発明、発見が相次ぐでしょう。
この発明、発見の競争は、日米両国の競争になります。
21世紀前半は、他の国は、観客席で見学をするだけとなる可能性があります。
21世紀後半は、文明の中心が、移っていきます。
21世紀は、科学技術を制した者が、世界を制するのです。
軍事力ではありません。
軍事力が無意味となってしまう、
科学技術の進歩があるでしょう。
科学技術を解説する科学雑誌が必要となります。